乗鞍岳周辺(岐阜) 福地山(1671.7m) 2021年5月1日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 3:58 登山口−−5:31 福地山−−6:29 登山口

場所岐阜県高山市
年月日2021年5月1日 日帰り
天候晴後曇
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場工事現場入口に駐車
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望笠ヶ岳〜槍〜穂高〜焼岳の展望良好
GPSトラックログ
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コメント地形図にも日本山名事典にも山名の記載が無いが立派な登山道がある有名な山。福地温泉が登山口。山頂は展望良好




福地山登山口。立派な標識がある 傾斜がきつい区間はジグザグに上がっていく
標高1310m付近で尾根コース/谷川コース分岐。尾根コースへ 1381m峰付近からの展望
1370m鞍部(無然平)でコースが合流 標高1410m付近で尾根コース/谷川コース分岐。尾根コースへ
微かな新雪。昨夜のもの 1510m鞍部でコースが合流
1510m鞍部付近(第二展望台)の展望 第二展望台の看板
1510m鞍部付近(第二展望台)から見た槍ヶ岳〜穂高
標高1610m付近が第四展望台 第四展望台からの展望
標高1630m付近が乗鞍岳展望台 その名の通り乗鞍岳方面が開ける
乗鞍岳拡大 福地山山頂
三角点 気温はほぼ0℃
福地山山頂から見た展望
福地山山頂から見た槍ヶ岳〜穂高連峰
福地山山頂から見た笠ヶ岳 1540m鞍部のみ古い残雪あり
標高1340m付近の東屋 標高1080m付近の東屋
間もなく登山口 登山口
駐車余地


・福地山は旧上宝村の福地温泉の裏山。裏山と言っても標高は1700m近くある立派な山だが、残念ながら地形図に山名の記載はないし日本山名事典にも記載がない。しかし有名な山なのでいずれは地形図に記載される確率は高いだろう。

・今回は福地山は予定に入れていなかったので地形図無し。逆に言えば地形図無しでも登れる山ということで福地山を選択したわけだが。

・登山口は福地温泉だが、狭い温泉地に駐車場は見当たらない。仕方なく橋を渡る前の温泉地入口付近の工事現場入口路側に駐車した。ここなら迷惑はかからないだろう。なお、天気予報では今日は寒気が入って午前中から天候悪化の予報が出ており、特に日本海側が影響を受けやすいとのことで、雨が降る前に登ってしまうために夜明け前から歩き出した。ちなみに前日は既に寒気の影響が出て夜半まで雨が降っていたが明け方には止んで星空が見えていた。

・登山口は福地温泉入口近くで、急な坂を下るより手前にあった。立派な登山口の案内標識あり。入口はコンクリートの広い階段で道の良さが予想された。

・登山道はすぐに狭まり普通の幅に変わるが道は良好。真っ暗な樹林帯を登っていくがライトの光だけでも迷う心配はない。ジグザグに登る場所でも道を外すようなことは無かった。

・標高1310m付近で「尾根コース」と「谷川コース」の分岐が登場。とりあえず登りは尾根通しに行くことにして尾根コースへ。どちらの道も同程度の濃さで、利用者数はどちらも同程度らしい。尾根コースの名前通り尾根上を登っていくが、特に急な場所はなく歩きやすい。

・1370m鞍部で谷川コースと合流。無然平との標識があり石像があった。石像の台座には解説があり、福地山荘跡と書かれていた。石像の人物は篠原無然とのことでで、飛騨地方で社会教育活動に尽力し、乗鞍岳登山道整備にも力を入れたとのこと。

・なおも登って標高1410m付近で再び「尾根コース」と「谷川コース」の分岐が登場。今度は尾根コースは明らかに道が薄く踏跡程度だが藪があるわけではないので尾根コースへ。周囲の笹にはうっすらと雪が乗っていて、昨夜の雨は山の上では雪だったようだ。山頂ではどれくらい積もっているだろうか。念のためにアイゼンを持っているので問題なかろう。

・標高1510m鞍部で谷川コースが合流。展望が開けて第2展望台の標識が立っていた。乗鞍岳にも新雪が乗って真っ白だった。ここでさらに分岐があり右が山頂、左は第3展望台となっていた。地形図がないので現在位置が不明だったが、帰ってからGPSの軌跡で確認したところ第3展望台とは1559m峰のことらしかった。

・1540m鞍部では古い残雪が僅かに登場。昨夜の新雪以外の雪はここだけであり、アイゼンの出番はなかった。

・なおも良好な登山道を上がって傾斜が緩むと福地山山頂に到着。東側の展望が開けて笠ヶ岳〜槍ヶ岳〜穂高〜焼岳が見えていた。どこも新雪が積もって真っ白。ちなみに福地山山頂の積雪は数mm程度しかなかった。ただし翌日以降に本格的な寒気の影響が出てもっと積もったであろう。

・帰りは2つの分岐とも尾根コースではなく谷川コースへ。距離的には尾根コースと変わりがなく、尾根コースでも展望は良くなかったのでどちらを歩いても大きな差はない。登山口に戻るまですれ違う人は皆無。今日は土曜日なので登ってくる人がいるかと思ったが、天気予報が悪いのでいなかったのだろう。幸い、下山まで雨に降られることはなかったが、出発時は晴れていたのが下山時は曇りに変わっていた。そして安房トンネルを抜けて長野県へ抜ける頃には雨が降り出していた。

 

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